「個人情報が怖い自分はおかしい?虹彩スキャンで考えたこと
最近、「虹彩スキャンで仮想通貨がもらえる」という話を見かけて、正直ちょっと気になりました。
新しい技術だし、将来的には当たり前になるのかもしれない。そう思う一方で、どうしても引っかかる感覚がありました。
「自分の目の情報を渡すって、大丈夫なのか?」
調べれば調べるほど、「問題ない」という意見もあれば、「危険だ」という声もある。
結局のところ、何が正しいのかははっきりしないままです。
ただ一つだけ、はっきりしていることがありました。
それは、自分が不安を感じているという事実です。
でも同時に、こんなことも考えました。
「ここまで個人情報を気にする自分って、もしかして神経質すぎるのか?」と。
便利なサービスがどんどん増えていく時代に、慎重になりすぎるのは損なのかもしれない。
チャンスを逃しているのかもしれない。そんな気持ちも少しありました。
だから今回は、「虹彩スキャンをやるべきかどうか」ではなく、
“個人情報が怖いと感じる自分はおかしいのか”という視点で、自分なりに考えてみることにしました。
同じように、不安を感じながらも「これって気にしすぎ?」と思っている人にとって、
少しでも整理のヒントになれば嬉しいです。
不安を感じた理由を整理してみた
自分の中で引っかかっていたものを、あらためて言葉にしてみると、大きく3つありました。
① 一度渡したら戻せない情報だから
パスワードやメールアドレスであれば、流出しても変更できます。
でも、虹彩はそうはいきません。
もし何かあったとしても、「変える」という選択肢がない。
この“取り返しのつかなさ”が、どうしても気になりました。
② 将来どうなるかが分からないから
今は問題ないと言われていても、数年後どうなっているかは分かりません。
- 規制が変わるかもしれない
- 別の用途に使われるかもしれない
- 思ってもいなかったリスクが出てくるかもしれない
これはどんな新しいサービスにも言えることですが、
対象が「自分の身体の情報」になると、重みが違うと感じました。
③ 自分が“気にし続けるタイプ”だから
これが一番大きかったかもしれません。
仮に問題が起きなかったとしても、
ニュースを見るたびに気になったり、ふとした時に思い出したりすると思います。
そうやって、頭のどこかにずっと残り続ける状態は、
自分にとってあまり良いものではないと感じました。
「気にしすぎ」は悪いことなのか?
ここで一度立ち止まって考えました。
「ここまで気にするのは、やっぱり神経質なのか?」
たしかに、何も気にせず行動できる人の方が、チャンスを掴みやすい場面もあると思います。
実際、今回のような話も、気にせず参加した人の方が得をする可能性もある。
でも一方で、こうも思いました。
自分にとって大事なのは、
「得をすること」よりも「納得して選ぶこと」なんじゃないかと。
自分にとっての「納得」を無視して選択してしまうと、あとから気持ちが不安定になることもあります。
実際にそのような状態が続くと、衝動的な行動につながってしまうこともあると感じています。

やらないという選択も、一つの答え
最終的に自分は、虹彩スキャンをやらないことにしました。
理由はシンプルで、
「不安を抱えたまま続けるのが嫌だったから」です。
これは決して「危険だから絶対やめた方がいい」という話ではありません。
問題なく使える人もいると思いますし、将来的に当たり前になる可能性もあると思います。
ただ少なくとも、自分にとっては
- 取り返しがつかない情報であること
- 将来がまだ不透明であること
- そして何より、自分が気にし続けてしまうこと
これらを考えたときに、「今はやらない」という選択がしっくりきました。
まとめ|大事なのは“自分の感覚を無視しないこと”
今回考えてみて思ったのは、
「気にしすぎかどうか」よりも大事なことがあるということです。
それは、
自分が感じている違和感や不安を、ちゃんと受け止めること。
周りがどう言っているかではなく、
自分がどう感じているかを基準にする。
そのうえで選んだ答えなら、たとえ結果がどうであっても、後悔は少ないと思います。
もし今、「これって気にしすぎ?」と悩んでいることがあるなら、
その感覚を無理に消そうとせず、一度立ち止まって考えてみるのもいいかもしれません。
“やらない”という選択も、立派な選択のひとつです。



