二つのことを同時にやる生き方は、効率がいいように見えるかもしれません。

現実的に生活を支えながら、もう一つの軸で自分のやりたいことに挑戦する。

一見すると、バランスの取れた生き方です。

でも実際にやってみると、そう単純なものではありませんでした。

どちらにも全力を出しているはずなのに、どこか満たされない。

どちらも中途半端に感じてしまう。

そんな感覚が、ふとしたときに出てくることがあります。


自分はこれまでずっと、

  • 音楽と仕事
  • そして今は、ブログと仕事

という形で、二つのことを同時に続けてきました。

音楽をやっていた頃、ステージに立っているときははっきりと分かっていました。

「これのために生きている」

そう思える瞬間が、確かにあった。

でも、今はどうか。

ブログを続けていても、あのときのような“強烈な実感”はまだありません。

もちろん、積み上げている感覚はあります。

少しずつ前に進んでいるという実感もある。

でも同時に、

「どちらもやり切れていないのではないか」

そんな感覚も消えません。


なぜこんな状態になるのか。

それは、

“評価の軸”が一点集中のままだから

なのかもしれません。

一つのことにすべてをかけているときは、

結果も分かりやすく、手応えもはっきりしています。

でも、二つのことを同時にやっていると、

どちらも“途中の状態”になりやすい。

例えば、

  • 生活のための仕事はある
  • でも、それが人生の中心ではない

または、

  • やりたいことも続けている
  • でも、まだ結果は出ていない

その結果、

どちらにも完全に属していない感覚

が生まれます。

これが、「中途半端に感じる正体」なのかもしれません。


ただ、この生き方が間違っているかというと、そうではないとも感じています。

むしろ、

現実を維持しながら、もう一つの軸を育てている状態

とも言えます。

すぐに結果が出ない分、手応えは弱くなりやすい。

でもその代わり、崩れにくい形で積み上がっていく。

派手さはないけれど、着実に前に進んでいる状態です。


それでもやはり、

「一つに全振りした方がいいのではないか」

そう思うことはあります。

ただ、今の自分にとっては、

両方を持っている状態の方が、前に進みやすい

とも感じています。

完全にどちらかを捨てるのではなく、現実と挑戦の両方を持ったまま進んでいく。

それが今の自分にとっての、一番現実的で、一番続けられる形です。


二刀流で生きるというのは、決して効率のいい生き方ではないのかもしれません。

それでも、

自分にとって意味のある形で続けていけるかどうか

それが、自分にとっては一番大事なことのように感じています。

忍者

ここまで考えていく中で、そもそも自分はなぜこういう状態になったのか、という疑問も出てきました。

そのことについては、自分のこれまでを振り返りながら整理した記事があります。

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