介護・福祉の夜勤明けに仕事が頭から離れない…私が大切にしている回復ルーティン
介護や福祉の夜勤は拘束時間が長く、夜勤明けは心身ともに疲れ切っています。
それなのに、帰宅してベッドへ入ると仕事のことばかり考えてしまい、なかなか眠れない。
そんな経験はないでしょうか。
私自身も、夜勤明けは疲れているはずなのに気持ちをうまく切り替えられず、休みたいのに休めない日が何度もありました。
今回は、夜勤明けに仕事のことが頭から離れず、眠れないときに試して良かったことをご紹介します。
夜勤明けは頭だけ仕事が終わっていない
介護や福祉の夜勤は、利用者さんの見守りや対応など、長時間にわたって気を張り続ける仕事です。
帰宅して横になっても、
- 利用者さんへの対応で腹が立ったこと
- 上司にきつく言われたこと
- 同僚との嫌なやり取り
- 「なんであんな言い方されたんやろ」と引っかかる出来事
そんなイライラが頭の中で何度も繰り返され、仕事から気持ちが離れない日があります。
身体は疲れ切っているのに、頭の中ではまだ仕事が続いているような感覚です。
本当は眠りたいのに、職場での嫌な出来事が何度も再生されてしまいます。
眠りたいのにイライラして眠れない
夜勤明けは、とにかく眠りたい。
しかし、眠ろうとすればするほど気持ちが落ち着かず、なかなか眠れませんでした。
「もう考えるのはやめよう。」
そう思っても頭は勝手に動き続け、仕事から気持ちを切り替えることができません。
眠れないことにイライラし、そのイライラでさらに眠れなくなる。
私にとって一番つらかったのは、この悪循環でした。
夜勤明けに仕事のことを引きずってしまう自分は、おかしいのではないか。
そんなことまで考えてしまった時期もありました。
夜勤明けは「回復」を優先する
そんなときに取り入れて良かったと感じたのが、仕事のことを考え続けている状態を、意識的に止める時間を作ることでした。
最初は、「早く眠らなければ。」と焦っていました。
でも、無理に眠ろうとするほど仕事のことが頭から離れず、余計に眠れなくなってしまいます。
そこで考え方を変え、まずは眠ることよりも、仕事のことを考え続けている状態を意識的に止めることを優先するようにしました。
私の場合、そのためにいくつか取り入れている方法があります。
ここからは、実際に試して良かったと感じている方法をご紹介します。
リラクゼーション音楽や自然の映像を流す
私が一番効果を感じたのは、リラクゼーション音楽や自然の映像でした。
例えば、
- α波を意識したリラクゼーション音楽
- 焚き火の映像
- 海や波の映像
- 川のせせらぎ
- 雨音
などをテレビで流しながら、何も考えずに過ごす時間を作っています。
最初は、リラックス効果を期待して始めたわけではありませんでした。
くつろぎたいのに、頭の中は仕事のことばかり考えてしまい、うまく休めない状態が続いていたからです。
「少しでも気分が変わればいいな。」
そのくらいの気持ちで、なんとなくリラクゼーション音楽や自然の映像を流し始めました。
すると、不思議と仕事から少しずつ意識が離れ、ようやく心が休み始めたような感覚がありました。
そのとき初めて、
「こんなに疲れていたんだ。」
と、自分の心と身体の状態に気づきました。
無理に眠ろうとしていた頃よりも気持ちが落ち着き、その後は自然と眠れるようになりました。
私にとって必要だったのは、眠ることよりも先に、仕事モードの頭を休ませることだったのだと思います。
ゆっくり入浴する
夜勤明けは、疲れているとシャワーだけで済ませてしまう日もあります。
しかし、時間に余裕がある日は、ゆっくり湯船に浸かるだけでも気持ちが落ち着きやすくなります。
身体が温まることで緊張もほぐれ、「今は仕事ではなく休む時間なんだ」と気持ちを切り替えやすく感じています。
入浴剤やアロマの香りを取り入れる
音や映像だけではなく、香りも気持ちを切り替えるきっかけになります。
お気に入りの入浴剤やアロマなど、自分が落ち着ける香りを取り入れることで、夜勤モードから少しずつ離れやすくなることがあります。
少しだけ外を歩く
頭の中が仕事でいっぱいになっている日は、少しだけ散歩をしてみるのもおすすめです。
私自身も夜勤明けに歩いて帰宅することがあります。
景色を眺めながら歩いていると、仕事から意識が少しずつ離れ、気持ちが整理されていくように感じています。
長時間歩く必要はありません。
無理のない範囲で身体を動かすだけでも、十分な気分転換になります。
食事をしっかりとる
夜勤明けは、疲れているせいか食事を簡単に済ませてしまうこともあります。
しかし、私の場合はしっかり食事をとった方が気持ちも落ち着きやすく、その後もゆっくり休めることが増えました。
毎回お腹いっぱい食べる必要はありませんが、自分なりに満足できる食事をとることも、夜勤明けの回復につながっているように感じています。
回復には時間がかかることもある
リラクゼーションを取り入れるようになってから、以前より気持ちは落ち着きやすくなりました。
ただ、仕事のことをすぐ忘れられるようになったわけではありません。
特に夜勤が続いたあとは、半日休んだだけでは仕事のことを考えてしまう日もあります。
でも、それだけ夜勤という仕事は心も頭も疲れる仕事なのだと思うようになりました。
以前は「まだ仕事のことを考えてしまう」と自分を責めていましたが、今は「まだ回復途中なんだ」と考えられるようになり、少し気持ちが楽になりました。
夜勤明けは「回復する日」と決めておく
以前は、夜勤明けでも何かを頑張らなければと思っていました。
しかし今は、夜勤明けは頑張る日ではなく、回復する日だと考えています。
身体を休めるだけではなく、頭も休ませる。
そうやって心身が回復すると、不思議と「少し何かをやってみようかな」と思える日が増えてきました。
無理に頑張ろうとするよりも、まずはしっかり回復すること。
その方が、結果的に毎日の生活も無理なく続けやすくなるように感じています。
私が夜勤明けにやっている回復ルーティン
例えば私の場合は、
- 夜勤が終わったら無理のない範囲で歩いて帰宅する
- ゆっくり入浴する
- 食事をしっかりとる
- リラクゼーション音楽や自然の映像を流す
- 眠くなったら、そのまま眠る
という流れで過ごしています。
もちろん、人によって合う方法は違うと思います。
それでも、「仕事のことを考え続けている状態を意識的に止める」という目的で過ごすようになってからは、以前より気持ちを切り替えやすくなりました。
夜勤明けに眠れないと、「早く眠らなければ」と焦ってしまいます。
でも、私自身の経験では、無理に眠ろうとするよりも、まず仕事モードの頭を休ませる時間を作る方が、結果的に自然と眠れることが増えました。
まとめ
介護や福祉の夜勤は、身体だけでなく頭も疲れる仕事です。
夜勤明けに仕事のことが頭から離れず、眠れない日があっても、それは決して珍しいことではありません。
私自身も、「早く眠らなければ」と焦るほど眠れなくなり、自分がおかしいのではないかと悩んだ時期がありました。
しかし、眠ることだけを意識するのではなく、まずは仕事モードの頭を休ませることを優先するようになってから、以前より気持ちを切り替えやすくなりました。
もちろん、すぐに仕事のことを忘れられるようになったわけではありません。
それでも、夜勤明けは「回復する日」と考えるようになってからは、自分を責めることが減り、少しずつ心にも余裕が生まれるようになりました。
夜勤明けは、無理に何かを頑張る日ではなく、心と身体を回復させる日。
この記事が、夜勤明けに眠れず悩んでいる方の気持ちを少しでも軽くするきっかけになれば嬉しく思います。
夜勤明けの疲れ方や回復の仕方は、人によってかなり違います。
私自身も働く中で、「夜勤という働き方には向き・不向きがある」と感じるようになりました。
実際に働いて感じた「夜勤に向いている人の特徴」については、こちらの記事にまとめています。



