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餃子でダイエットなんて信じられない!?完全食の餃子でできるダイエットの方法を紹介

餃子でダイエットなんて信じられないかもしれません。

しかし、餃子は完全食といわれるほど栄養バランスの良い食べ物なので、餃子で健康的なダイエットをすることは可能です。

ダイエットをする上で陥ってしまいがちなことは、一刻も早く痩せたいがためにカロリーを摂取しないよう意識しすぎてしまうことです。

極端にカロリーを減らしたり、炭水化物を抜きすぎたり、というような無理なカロリー制限はダイエットには逆効果。

無理なカロリー制限をすれば、代謝を下げることになり、太りやすく痩せにくい体を作ってしまうことに繋がってしまいます。

健康的に痩せるためには、きちんと栄養バランスのよい食事を適度に食べることが重要です。

この記事を読んでわかること

  1. 餃子ダイエットについて
  2. 餃子ダイエットの具体的な方法
  3. 市販の餃子1個あたりのカロリー (味の素 大阪王将)

本記事では、無理をせずに健康的なダイエットをするための選択肢の一つとして、餃子ダイエットをご紹介します。

餃子ダイエットについての説明を少し

餃子ダイエットはプロのアスリートが減量をするために考案されたことがはじまりで、太りにくく痩せやすい「燃焼体質」へと体質改善が期待できる健康的なダイエット方法です。

人間が健康的に生きるために必要な栄養素は、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルからなる五大栄養素なのですが、餃子からはこの五大栄養素全てをバランスよく摂取することができます。

餃子の肉類からは主にタンパク質や脂質、野菜からはビタミンやミネラル、餃子の皮からは炭水化物を摂取することができるため、餃子はとても栄養バランスのよい食べ物です。

栄養バランスのよい食生活と適度な運動から次第に燃焼体質が作られるため、適量の餃子を食べ続けながら運動を取り入れた生活を継続することで、健康的なダイエット効果を得ることができるでしょう。

そして、餃子ダイエットは夕食を餃子と水のみにするというシンプルな方法のため、どなたでも気軽に挑戦できるところが魅力的です。

餃子ダイエットで食べる餃子は、ヘルシーな具材を入れた手作り餃子で行うことが理想的ですが、市販の餃子でも全く問題はありません。

近年では、様々な餃子メーカーから冷凍餃子やチルド餃子が販売されていますので、好みの餃子を見つけて餃子ダイエットに挑戦してみましょう。

餃子ダイエットの具体的な方法

ここからは餃子ダイエットの具体的な方法をご紹介していきます。

まずはじめに餃子ダイエットの全容を把握しておきましょう。

餃子ダイエットの流れ

  1. 朝食はバナナとオレンジジュース
  2. 昼食はある程度自由 (食べすぎはNG)
  3. 夕食は餃子300gと炭酸水500ml
  4. 適度に運動をする (運動をするのは午前中がおすすめ)

上記のとおり、餃子ダイエットは夕食に餃子のみを食べるという方法になります。

それでは詳しくみていきましょう。

朝食はバナナ1本とオレンジジュース200ml

餃子ダイエットで推奨する朝食のメニューは、バナナ1本とオレンジジュース200mlです。

朝食にバナナを食べることで得られるダイエット効果とは?

ダイエット中の朝食に食べるバナナの量は1本(約100g)程度が理想とされており、バナナ1本を食べるだけで豊富な栄養素を摂取することができます。

【バナナ100gあたりの主な栄養成分】

出典:DOLE 生のバナナ可食部100gあたりの主な栄養成分 より

このように、バナナにはたくさんの栄養素が含まれていますが、その中でも注目したい栄養素は食物繊維です。

バナナには豊富な食物繊維が含まれており、食物繊維を摂取することによって便通がよくなり、胃腸の中を綺麗な状態にする効果があります。

胃腸の中がすっきりすることで胃腸の働きを良くすることができるため、基礎代謝の向上に期待することができます。

そして、午前中に代謝の良い状態を作ることで、日中の活動でのエネルギー燃焼量を増やすことができるため、朝食にバナナを食べることはダイエットに効果的だといえるでしょう。

朝食にオレンジジュースを飲むことがダイエットに効果的な理由

オレンジジュースからはビタミンA、ビタミンB群、ビタミンCなどの豊富なビタミン類を摂取することができます。

その中でもビタミンCには脂肪の代謝を促進させる働きや老廃物を排出するデトックス効果があるため、ビタミンCはダイエットに重要な栄養素です。

ビタミンCが直接脂肪を燃やしてくれるわけではありませんが、ビタミンCは脂肪を燃やしてエネルギーに変えてくれるカルニチンの生成をサポートする働きがあり、脂肪の代謝に関係のある働きをしてくれるため、ビタミンCを摂取することはダイエットに効果があるといえるでしょう。

昼食はある程度自由

餃子ダイエットでの昼食は基本的に自由で、白ご飯を食べることも可能です。

食べすぎは禁物なのは言うまでもありませんが、昼食できちんと食事をとって夕食までの空腹を満たし、夕食までに間食をしないことが餃子ダイエットのポイントになります。

昼食の食事量は定食程度の量が目安で、500gの食事と水300mlが目安。

ダイエットのストレスを軽減するためにも、昼食は抜かずにしっかりと食べましょう。

夕食は餃子300gと炭酸水500ml

餃子ダイエットにおいて最も重要なポイントになるのが、夕食に餃子300gと炭酸水500mlを摂取するという点です。

餃子は完全食といわれるほど栄養バランスのよい食べ物で、人間が活動をする上で必要になる五大栄養素が全て含まれています。

白ご飯を食べなくても餃子から炭水化物も摂取することができるため、夕食を餃子のみにすることで余計なカロリー摂取を抑えながらも健康的な栄養バランスを保つことができます。

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市販の餃子でダイエットをする場合は、焼き餃子であれば1個23g、水餃子は1個20g程度が一般的。

つまり、餃子ダイエットにおいて夕食で食べる餃子の量は、焼き餃子であれば13個程度、水餃子であれば15個程度となります。

市販の餃子はメーカーによって餃子1個あたりのグラム数に違いがあり、なかには餃子1個30gの商品もあるため、食べる前に必ずグラム数を確認するようにして下さい。

夕食の摂取量を徹底して守り継続することが餃子ダイエットの肝になりますので、覚えておきましょう。

そして、餃子と一緒にご飯も食べたくなると思いますが、ご飯を食べてしまうとカロリーや糖質を摂り過ぎてしまうことになるため、避けるようにしましょう。

炭水化物の過剰摂取などの食べすぎはダイエットではNGですが、極端なカロリー不足もまたNGです。

ダイエットに失敗しないためにも、多すぎず少なすぎない餃子300gという規定量を必ず守るようにしましょう。

  1. 夕食でご飯ものを食べずに餃子のみにすることで、炭水化物の過剰摂取を防ぐ。
  2. 餃子は完全食のため、餃子のみでも栄養バランスが偏らない。
  3. 餃子300gを食べることで便通が改善されてデトックス効果に期待できる。
  4. 餃子と一緒に炭酸水を飲むことで消化効率を高めることができる(炭酸水には胃腸の働きを活発にする効果がある)。
  5. 規定量となる餃子300gを徹底して守ることで食べすぎや極端なカロリー不足を防ぎ、健康的な栄養バランスを保つことができる。

コップ1杯程度のビールであれば飲んでもOK!

ダイエットでビールとは驚かれるかもしれませんが、ビール酵母には血行をよくしたり食欲を抑えてくれる効果があります。

飲みすぎはいけませんが、コップ1杯(200ml)程度の少量であれば問題はありません。

カロリーが気になる場合は手作り餃子がおすすめ

市販の餃子で有名な商品には、味の素の餃子があります。

味の素の餃子は1個あたり23gで40kcalのため、目安となる13個を食べると520kcalを摂取することになります。

厚生労働省の資料によると、成人女性の1日に必要なエネルギー量は2000kcal前後のため、夕食の摂取カロリーが500kcal程度であれば問題はありません。

しかし、どうしてもカロリーが気になる人は、ヘルシーな具材を用いた手作り餃子で餃子ダイエットを実践してみてはいかがでしょうか。

出典:厚生労働省 エネルギーの食事摂取基準:推定エネルギー必要量(kcal/日)より

餃子ダイエットでヘルシーな手作り餃子を食べたいという方には、豚ひき肉の代わりに鶏ひき肉を入れることをおすすめします。

鶏ひき肉は豚ひき肉と比べて油分が少なく、高たんぱく低カロリーです。

さらには、ビタミンAやビタミンBを摂取することもできるため、鶏ひき肉を食べることで代謝を促進させる効果や美肌効果にも期待することができます。

調理方法を工夫すれば、さらに余計なカロリーをカット可能!

  • 蒸し餃子や水餃子であれば、調理するときに油を使わないため、余計なカロリーを抑えることができる。
  • 食べるときにラー油などの調味料を付けなくてもいいように、あらかじめ餃子の餡に下味を付けておくことで、余計なカロリー摂取を抑えることができる。

餃子ダイエット成功のカギは午前中の運動にあり

餃子ダイエットに限った話ではありませんが、ダイエットを成功させるためには適度に運動をすることが重要です。

ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は、酸素を使って脂肪や糖質をエネルギーとして燃焼させる運動のため、ダイエットには特に有効な運動だといえるでしょう。

栄養バランスのよい食事に加えて適度な運動を継続することで、太りにくく痩せやすい燃焼体質を作ることができます。

燃焼体質を作るための3つのポイント

  1. 栄養バランスのよい食生活を意識する
  2. 午前中に運動をする (ジョギング、ウォーキング、ストレッチなど)
  3. 体を冷やさないように注意する

燃焼体質を作るためには、午前中の運動が効果的。

午前中に運動をすることで、その後の6時間ほど代謝の良い状態を維持することができるといわれています。

1日の始まりに代謝の良い状態を作っておくことで、日中の活動でのエネルギー燃焼量が増えるため、燃焼体質に近づくことができます。

また、エネルギーを効率よく燃焼させるためには、体を冷やさないことも重要です。

体が冷えた状態では基礎代謝が下がり、食事から摂取したエネルギーを燃焼させにくい状態になってしまうため、一日に一度はお風呂に入って体を温めるようにしましょう。

激しい運動が苦手な方は、歩く時間を少し増やしたり、エレベーターを使わずに階段を使ったりというように、普段の生活を工夫してみてはいかがでしょうか。

餃子ダイエットを行う上で注意すべきこと

折角ダイエットに挑戦するのであれば、どなたも必ずダイエットを成功させたいと思うはずです。

ダイエットの成功率を上げるためにも、餃子ダイエットの注意点をお伝えしておきます。

やってはいけない!餃子ダイエットの注意点

  1. 餃子を300g未満しか食べない
  2. 餃子を300g以上食べる
  3. 餃子と一緒にご飯も食べる
  4. たくさんのお酒を飲む
  5. 寝る直前に夕食を食べる
  6. 一切運動をしない

餃子ダイエットは必要な栄養をしっかりと摂取して燃焼体質を作ることを目的としたダイエット方法です。

早く痩せたいからといって食事の量を減らしすぎることは、代謝が下がって太りやすく痩せにくい体質を作ることに繋がり、空腹のストレスから暴飲暴食をしてしまう危険性もあります。

健康的に痩せるためには、極端にカロリーをカットすることは逆効果になるということを覚えておきましょう。

就寝の3時間前までには夕食を済ませよう

どのようなダイエットでも同じですが、食事をしてからすぐに寝るのは太る原因となります。

食べてすぐに寝ると、体に脂肪が蓄積されやすくなるため太りやすく、さらには寝ている状態でも胃は食べ物を消化しようとするため、良質な睡眠をとることができません。

夕食を食べるのは寝る直前ではなく、就寝の3時間前までに食べるようにしましょう。

市販の餃子1個分のカロリーをメーカー別に掲載

餃子ダイエットで食べる餃子は、ヘルシーな手作り餃子だけでなく、市販の餃子で実践することも可能です。

ここでは、市販の餃子でダイエットを実践する人に向けて、定番の市販餃子メーカーである味の素と大阪王将の餃子1個分のカロリーを商品別に掲載しています。

ついつい食べすぎてしまわないよう、ダイエットで食べる餃子のカロリーを事前に把握しておきましょう。

味の素

商品名 カロリー
ギョーザ 40kcal
(1個23gあたり)
生姜好きのための餃子 40kcal
(1個23gあたり)
黒豚大餃子 69kcal
(1個30gあたり)
黒豚肉餃子 71kcal
(1個30gあたり)
米粉で作った餃子 38kcal
(1個23gあたり)
みんなわいわいギョーザ 42kcal
(1個22gあたり)
水餃子 35kcal
(1個15gあたり)
レンジで焼ギョーザ 37kcal
(1個17gあたり)
レンジでジューシー焼き餃子 32kcal
(1個16gあたり)

大阪王将

商品名 カロリー
羽根つき餃子 38kcal
(1個23.3gあたり)
羽根つきチーズぎょうざ 39kcal
(1個23.2gあたり)
羽根つきカレーぎょうざ 38kcal
(1個23.2gあたり)
スタミナ肉ニラ水餃子 37kcal
(1個20.3gあたり)
羽根つきスタミナ肉餃子 44kcal
(1個23.3gあたり)
羽根つきパーティー餃子 40kcal
(1個23.3gあたり)
ぷるもち水餃子 32kcal
(1個20.3gあたり)
ぷるもちえび水餃子 23kcal
(1個15gあたり)
【メーカー別】冷凍餃子1個あたりのカロリーをメーカー別に調べてみた!餃子はとても美味しいですが、やはり食べすぎると太ってしまうのが現実です。しかし、事前に餃子1個あたりのカロリーを知っておけば、少しは食べすぎを防止することができるはず。この記事では、冷凍餃子1個あたりのカロリーをメーカー別にまとめていますので、ダイエット中の方は参考にしてみて下さい。...

まとめ

以上、今回は餃子ダイエットについて解説いたしました。

餃子からは五大栄養素をバランスよく摂取することができるため、食事を餃子のみにしても栄養バランスが偏ることがありません。

規定量300gの餃子を夕食に取り入れて適度に運動をすることで、エネルギーを燃焼させやすい燃焼体質に体質改善することができます。

餃子ダイエットは、夕食を餃子300gにするだけというシンプルな方法のため、誰でも気軽に挑戦できるところが最大の魅力。

ヘルシーな手作り餃子を作ることができなくても、市販の餃子でダイエットに挑戦することができますので、この機会にダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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