この記事では、鶏肉と野菜の豆鼓醤 (トウチジャン) 炒めの作り方をご紹介。
鶏もも肉にレンコンやピーマン、玉ねぎ、にんじん、ぶなしめじを使って作ります。
豆鼓醤炒めと聞くと、豆板醤 (トウバンジャン) を使ったような辛い中華料理をイメージしがちですが、全くそんなことはありません。
豆鼓醤とは、蒸した黒豆に麹 (こうじ) や塩などを加えて発酵、乾燥させた豆鼓に、醤油や砂糖、油などを加えてペースト状にした中華調味料のこと。
八丁味噌のような味わいが特徴で、中華料理のコク出しによく用いられます。
辛い料理が苦手な方や、お子様にもおすすめですので、ぜひ一度お試しいただけたらと思います。
豆板醤や甜麺醤を使った料理はみんな知ってる印象があるけど、豆鼓醤は知ってる人が少ないと思ったので、今回作ってみることにしました!
豆鼓醤って食べたことないから楽しみやなぁ。。
鶏肉と野菜の豆鼓醤炒めの材料
食材 (2人前)
- 鶏もも肉 : 200g
- レンコン : 150g
- 玉ねぎ : 1玉
- にんじん : 1/2本
- ピーマン : 2個
- ぶなしめじ : 50g
- 片栗粉 : 適量
玉ねぎ1個が大きなサイズの場合は、1/2玉でOKですっ!
調味料
- 豆鼓醤 : 小さじ2杯
- オイスターソース : 小さじ2杯
- 酒 : 大さじ1杯
- 砂糖 : 小さじ1/2杯
- 塩コショウ : 適量
- ごま油 : 適量
スムーズに調理をするために、豆鼓醤、オイスターソース、酒、砂糖は、あらかじめ小皿に合わせて用意しておきましょう。
(塩コショウは鶏肉の下ごしらえに、ごま油は鶏肉を焼くときに使います。)
ちなみに、今回使用するのは李錦記というメーカーの豆鼓醤です!
李錦記の豆鼓醤は濃厚で味わい深いっ! 豆板醤や甜麺醤など、李錦記は豆鼓醤以外の調味料もおすすめですよ!
鶏肉と野菜の豆鼓醤炒めの作り方
下準備~できあがりまでの調理工程
食材の下準備
- 野菜類を水洗いする。
- 玉ねぎを乱切りにする。
- にんじんの皮をむいて、短冊切りにする。
- ピーマンを半分に切り、種を取り除いて乱切りにする。
- レンコンの皮をむいて、輪切りにする。
- ぶなしめじの石づきをカットして、手で割く。
- 鶏もも肉を食べやすい大きさに切る。
- 切った鶏もも肉に塩コショウをふりかける。
- 塩コショウをふりかけた鶏もも肉に、片栗粉をまぶす。
調理工程
- フライパンにごま油をひいて中火で加熱し、鶏もも肉を焼く。
- 鶏もも肉が焼けたら、一旦別皿に移す。
- 鶏もも肉を焼いたフライパンで、野菜類を炒める。
- 野菜類をしっかりと炒めたら、別皿に移しておいた鶏もも肉を加える。
- 少し全体を炒めたら、合わせ調味料を加える。
- 調味料を食材全体に馴染ませるように、かき混ぜながら炒める。
- 器に盛り付けたら、できあがり。
下ごしらえをした鶏もも肉の写真
皮をむいて輪切りにしたレンコンの写真
乱切りピーマンとぶなしめじの写真
乱切り玉ねぎと短冊切りにんじんの写真
にんじんの皮って食べられるから、面倒くさいときは皮つきで調理してもいいと思いますっ!
実際に作っている様子
フライパンにごま油をひいて、中火で加熱。
まずは、下ごしらえをした鶏もも肉を焼いていきます。
たまに菜箸で裏返しながら、中まで火が通るようにしっかりと焼いていきましょう。
鶏肉が焼けたら、一旦別皿に移します。
フライパンに残ったごま油や鶏肉の油は、そのままの状態でOK。
次は鶏肉を焼いたフライパンで、野菜類を炒めていきましょう。
フライパンに玉ねぎとにんじんを加えて、少し炒めます。
レンコンやピーマン、ぶなしめじも加えて、炒めていきましょう。
野菜類がしなっとしてくるまで、しっかりと炒めます。
木べらやお玉を使って、全体をかき混ぜるようにしながら、炒めていきましょう。
野菜類に火が通ったら、別皿に移しておいた鶏もも肉を加えます。
鶏もも肉を加えたら、全体をかき混ぜるように、少しの間炒めましょう。
次は合わせ調味料を加えて味付けをします。
食材全体に調味料を絡ませるようにしながら、全体を炒めましょう。
加えた調味料が食材全体に馴染んだら、豆鼓醤炒めのできあがりです。
鶏肉と野菜の豆鼓醤炒めのできあがり!
豆鼓醤炒めできたよぉ~! 食べてみてぇ!
おぉっ! 野菜たっぷりで美味しいそうっ! いただきますっ!
んんっ! ほんまに味噌炒めって感じっ! 美味しいですっ!
鶏肉ウマっ!! れんこんもシャキシャキでイイ感じっ!!
豆鼓醤はほんとに全然辛くないので、辛い食べ物が苦手な方も安心して作ってみてくださいねっ!
まとめ
以上、今回は鶏肉と野菜の豆鼓醤炒めの作り方をご紹介しました。
豆鼓醤は、日本では豆板醤や甜麺醤ほどポピュラーではないですが、麻婆豆腐や中華炒め、回鍋肉など、さまざまな料理ととても相性の良い万能な中華調味料です。
今回作った豆鼓醤炒めのように、豆鼓醤メインで食材を炒めても美味しいですし、豆板醤や甜麺醤メインで作る麻婆豆腐に、隠し味として豆鼓醤を加えるのもおすすめです。
ぜひ、旨味とコクが楽しめる豆鼓醤を一度試していただけたらと思います。
この記事は以上になりますっ!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございましたっ!